「ラティスを取り付けるのは難しいのでは?」という声をよく耳にします。
本格的に基礎から職人さんのように取り付けようと考えるなら、本当に大変だと思います。
材料は、当店でお買い求めになったラティス類の他に、レンガやブロック、セメントなどが必要になると考えられます。
道具にしても、金づちやペンチ、ドライバーなど通常の大道具の他にスコップや金ベラ、水準器や墨だし、インパクト(電動ドライバー)なども必要かもしれません。
でもでも、それは「平たいところに職人芸のようにラティスを立ち上げたい」という方のすることで、通常は簡単に取り付けることができるのです!
■取り付ける場所にフェンスなどがある場合
多くの場合、取り付ける場所に何らかの手がかり(例えばフェンス)などがあるので、これを利用しましょう。
取り付けるための道具は、インシュロックと呼ばれる、プラスチック製の結束バンドか針金を用意します。
どちらもホームセンターか、最近では100円ショップなどにも置いています。既存のフェンスに平行に立てかけ、結束バンドまたは針金で固定すればOKです。
針金の場合、きつく締めないと緩んだり錆びてぼろぼろになることがありますから、定期的に点検をします。
結束バンドの場合、一度締めると絶対に緩みませんから安心ですが、3ヶ月に1度くらいは点検を行いましょう。
ベランダも同様です。針金や結束バンドをお勧めします!
エコウッドでも高耐候性の結束バンドをご用意しております。→結束バンド【インシュロック】耐候タイプ450mm
■取り付ける場所にフェンスなどがない場合
では何も手がかりのない、平たいところへ簡単にラティスを取り付けるにはどうしたらよいでしょうか。
これについてはブロックと支柱代わりになる材木を別途用意します。
これらもホームセンターで比較的安く手に入りますが、エコウッドでも専用の支柱をご用意しております。→人工木60角ポスト ブラウン/ベージュ
まず基礎代わりのブロックを等間隔に置くか、あるいは少し埋めておきます。
次にブロックの穴に支柱代わりの木材を、ラティスの寸法に合わせて入れ込んでいきます。
木材をしっかり入れたら支柱がグラグラしないよう、隙間に小石を押し込むように入れていきます。
これで支柱が完成しました。あとは先ほどの要領と同じです。支柱と支柱の間にラティスをはめて、結束バンドで縛ったら完成です!
また、ラティス専用スタンドを使用して複数枚を繋げていく方法もありますので、是非活用してみてくださいね。
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