これまでお客様より頂いたよくあるご質問
人工木製品の原材料、耐用年数、素材の色について
Q7 人工木製品の原材料、耐用年数、素材の色について教えてもらえますか?
1、人工木の原材料はどのような成分が含まれているのでしょうか?
2、高さを調整するのに、一部を土に埋めても腐らないでしょうか?
3、耐用年数は何年くらい期待できますか?
3、人工木製品自体は色を着色しているのでしょうか?
A . 1、人工木の原材料はどのような成分が含まれているのでしょうか?
人工木は、木粉とポリプロピレン樹脂(PP)を混ぜ合わせたものです。比率は「木粉:約55%+樹脂:約40%」で、ほかに顔料分、添加剤を含みます。顔料、添加剤とも通常の樹脂に含まれているものと同じものです。したがって、人工木とは広義には樹脂製品ということになります。
A . 2、高さを調整するのに、一部を土に埋めても腐らないでしょうか?
人工木は長い間水に浸けておくと膨潤する性質がありますので、雨水が流れる状況であれば問題ないのですが、土に埋めている部分に長期間水が溜まりっぱなしの状態ですと、樹脂自体が緩んできたり反りが発生する恐れがあります。
A . 3、耐用年数は何年くらい期待できますか?
人工木の耐用は15年程度といわれています。土に触れる部分の状況により大きく変化しますが、8年経過時点では何ら異常は発生していませんので、このくらいは持つとお考えいただければと思います。
A . 4、人工木製品自体は色を着色しているのでしょうか?
人工木は樹脂自体が着色されていますから、仮に削ったり切ったりしても同じ色が現れます。
以上になります。ご検討よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
Q8 ラティスポストを使用して、人工木材をフェンスみたいに立てる時、下が土の場合とコンクリートの場合は、ほかに止め具等が必要ですか?
A . ラティスポストを立てる際には、一般的には金具が必要となります。
■ 土面に立てる場合は、「土中用ポール固定金具60ミリ用」を使います。
使用金具 → /SHOP/aks-35410.html
施工例です → /hpgen/HPB/entries/72.html
■ コンクリート面に立てる際は「平地用ポール固定金具」となります。
使用金具 → /SHOP/35403.html
施工例です → /hpgen/HPB/entries/79.html
土面の場合は、木づちなどで強く叩き込む必要があり、コンクリート面の場合は、ネジの代わりに「コンクリートアンカー」という特殊なネジを使います。(ホームセンターさんにございます。)
また、注意点としましては、1800ミリの長さの人工木材を使用される場合、ポストを1800ミリ間隔でそのまま人工木材を横に貼ると、木材がしなってしまうため、強風時ポストが支え切れない恐れがあります。
この場合、ポストを3本立てて、1800ミリの人工木材を半分に切り、900ミリピッチ(間隔)で取り付けていただければ安心です。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
Q9 人工木材はペンキ塗れるのですか?ペンキがはがれやすいとかありますか?
A . お問い合わせありがとうございます。
■ 人工木の塗装についてですが、実際にお客様が塗装されたケースがございます。
↓↓↓
/hpgen/HPB/entries/83.html
半年経過して、特に問題は発生していないようですが、人工木は樹脂にポリプロピレン(PP)を使用しており、基本的には塗料が科学的密着はしません。従って私どもとしてはお勧めしておりません。
ただし、人工木は木の風合いを出すため表面を研磨加工しているため、塗料の「のり」がよく、物理的に密着しているものと思われます。
本来なら塗装しても剥がれやすいはずなのですが、写真のように実際には塗装されている方が結構おられることを考えると、特に問題ないのかもしれません。
歯切れが悪いのですが、立場上こういう言い方となってしまいます。申し訳ございません。
もしお時間がございましたら、人工木の無料サンプルを実際に塗装し、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
どうかよろしくお願い申し上げます。
Q10 人工木のラティスですが、自分でカットして大きさを調整することは可能ですか?また、土中用金具を地中に埋め込む部分の長さはどのくらいでしょうか?
A . いわゆる寸詰めといいますが、人工木ラティスのカットは可能です。まず枠と格子に釘が打ってありますので、そちらを薄い金ノコなどでカットします。全ての釘をカットしたら枠のねじを外してから、枠と格子をカットし、再度はめ直すといった流れになります。サイズによっては、角度調整が多少難しいですが、人工木は手ノコでも比較的簡単にカットすることができます。
もしご不安な場合、当店でもラティスカットを承っておりますので、ご用命いただければと思います。
詳しくは→/SHOP/order-made001.html
また、土中用ポール固定金具を地中に埋め込む部分の長さは、埋め込みの深さは約350ミリとなっており、ポストを固定するためのネジも添付されております。
ではご検討よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
Q11 ベランダの手摺りに人工木ラティス1590を目隠しとして付けたいのですが、耐えられる重さか心配です。ちなみに人工木と樹脂製とでは重さが違うのでしょうか?ご回答をお願い致します。
A . お問い合わせありがとうございます。
「人工木ラティス 1590ベージュ」の重量ですが、約7kgございます。
私どもで表記している「人工木」「樹脂製」は、いずれも人工木製となっております。成型したままのツルツルしたものを樹脂製と呼び、表面を研磨して木の風合いを出したものを人工木と呼称しています。したがって人工木と樹脂製は同じ重量となります。
私どものホームページ内に、お客様宅での設置写真のコーナーがありますが、いくつかはベランダへ人工木ラティスを設置しています。
ベランダへの設置例です→/hpgen/HPB/entries/76.html
通常、人がもたれても安全なフェンス(手摺り)ですから、ラティスくらいでは問題は無いと考えます。
設置の方法として簡単且つ確実なのは、結束バンドで留める方法です。これだと作業も楽に出来ると思います。
ただ、人工木ラティスを女性お一人で取り付けるのはやはり重いこともあり難航するかも知れません。男性お一人か女性でもお二人いれば大丈夫だと思います。
ではご検討よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
Q12 人工木ラティスを支柱との間に横にして付けたいのですが、耐久的に問題ないでしょうか?ご回答よろしくお願いします。
A . お問い合わせありがとうございます。
1200×900程度の横向きでしたらさして問題は出ませんが、1500×900、あるいは1800×900のラティスを横長に取り付けをするということは、支柱間のピッチが長くなるため、あまりお勧めしておりません。
強風時にラティスが支柱から外れてしまう恐れがあるからです。特に台風時には危険が伴う場合もあります。
ただし以下の対策を施して頂くことにより可能となる場合がございます。
■支柱間の中間にもう1本支柱を立てて、ラティスの中間部に固定します。
事実上900ミリピッチとして頂くことになります。
■ラティスの下側に、支柱用の人工木ポストを支柱間に横向きに取り付け、
その上にラティスを乗せるように取り付けます。ラティスと横向きの支柱はビス等で固定します。
具体的な設置例は→/hpgen/HPB/entries/89.html
このようにしていただけることで、ラティスがより安定しますので、1800×900を横向きに取り付けされる場合は、補強されることをおすすめしております。
以上になります。ご検討よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
Q14 60角の人工木の柱で8mmの人工木の板を支える事は出来るでしょうか?もう少し太い柱でないと、支えれないでしょうか?
A . お問い合わせありがとうございます。フェンスの製作についてですが、私どものホームページ内で紹介させて頂いているフェンスは、60角の人工木ポストに8mmの人工木の板を貼り付けています。
/hpgen/HPB/entries/146.html
【重要】ただしポストのピッチ(ポストの間隔)は900ミリ以下にしています。これは、8ミリと薄いために、これ以上広く取るとしなりが出てきてしまうからです。
従ってピッチは900ミリ以下で設計をお願いできればと思います。
【重要】60角の人工木ポストは中空(板厚=8ミリ程度)ですから、板材を取り付ける際にビスが効きにくくなる恐れがあります。このため、芯棒として約40ミリ角の板の棒材を入れています。
以上になります。ではご検討よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。