これまでお客様より頂いたよくあるご質問
レッドシダーと人工木の耐久性の違い、結束バンドの必要本数
Q13 レッドシダーと人工木の耐久性の違いを教えてください。また、ラティスをメッシュフェンスに結束バンドで止める場合、10枚取り付けるのに何本必要か教えてください。
A . エコウッドの今福と申します。お問い合わせありがとうございます。ご質問にお答え致します。
■ レッドシダーと人工木の耐久性の違い
レッドシダーはカビが生えにくい、劣化しにくいなど通常の杉材に比べ耐久性において優れているのが特徴です。一方、人工木はポリプロピレンという樹脂に木粉を混ぜ合わせた、いわば樹脂(ブラスチック)製品です。
天然の木は、自然に帰ろうとする力が働くため徐々に風化作用により形をなくしていきますが、プラスチックはその力がブロックされています。このことからだけでも耐久性には明らかな差が出ます。
レッドシダーは生木の状態で塗装などをしていませんので、何もメンテナンスをしなければ、環境にもよりますが、3~4年も経過するとカビが生え始めます。さらにそのまま放置すれば6~7年で朽ち始めることでしょう。虫が付くこともあり得ます。
人工木は樹脂製品であり、素材自体が着色されているため、塗料がはげ落ちると言うことがなく、虫も付きません。多少表面のつやが劣化するものの、カビが生えたり朽ちることはありません。特にメンテナンスをしなくても10年以上にわたって原型を維持します。
■ 結束バンド(インシュロック)の必要本数
メッシュフェンスのみに依存する場合は、ラティス1枚に付き四隅に4本が目安となります。10枚ですと、単純に40本と言うことになりますが、実際にはラティスの連結部分は共用できますから、ラティスを連続して設置する場合は22本でも良いかも知れません。
なお、結束バンドは「インシュロック」が有名ですが、ホームセンターさんでお買いになるときは、その中でも、耐候性タイプをお買い求め下さい。100円ショップの結束バンドは2ヶ月で切れてしまったという話もありますので、お勧めできません。
回答は以上となります。ではご検討よろしくお願い申し上げます。この度はありがとうございました。